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【電源が急に落ちた!】原因と対処法

iPhone使用中に突然落ちた経験はないでしょうか。

原因はバッテリーの劣化やiOSの不具合など様々。

万が一のトラブルに備えての対処法を覚えておくと安全です。

 

また、普段から電源が落ちても困らない使い方を心がけると、

外出先でのトラブルにもスムーズに対応できます。

 

Contents(目次)

 

 

 

 

 

1.電源が落ちる8つの原因

iPhoneの電源が突然落ちる原因は、主に8つです。

原因によっては使用し始めて間もないiPhoneでも突然電源が落ちる可能性も有ります。

 

1-1 内蔵バッテリーの劣化

長年使用している端末で突然電源が落ちる場合は、

内蔵バッテリー劣化の可能性があります。

iPhoneに限らず、スマホの内蔵バッテリーは消耗品です。

 

iPhoneの内蔵バッテリーの寿命は2~3年程度

充電回数に換算すると500回程度だと言われています。

これはあくまでも目安なのでユーザーの使い方で変動します。

しかし、内蔵バッテリーは繰り返しの充電で劣化するのが一般的です。

 

フル充電の後にほとんど使用していないにも関わらず

電池の減りが早いと感じる場合は、内蔵バッテリーが劣化しているサインの一つです。

そのまま使用し続けると早いペースで電池が減り、

突然落ちてしまうトラブルに起きる可能性が高くなります。

 

1-2 アップデートしたiOSの不具合

iPhone購入後は、OSの定期的なアップデートが必要です。

何故ならアップデートは新たな機能の追加や不具合解消等の目的がある為です。

アップデート後に電源が落ちた場合は、

最新のiOSに不具合が生じている可能性が考えられます。

 

iPhoneのモデルとiOSの組み合わせ次第では、

iOSのバグで電源が落ちてしまうことも稀にあるとのこと。

また、通信が不安定な環境でアップデートを行った場合も、

同様のトラブルが発生する可能性があります。

 

アップデート後に電源が落ちる場合は、アップデートに失敗したサインの一つです。

 

1-3 使用アプリの不具合

iPhoneの電源が突然落ちる場合、

インストールしているアプリの不具合が考えられます。

特に長期間アップデートされていないアプリリリースされたばかりのアプリ

不具合が発生しやすい傾向があります。

 

ただしアプリの不具合で電源が落ちる場合、一時的なケースが殆どです。

また、iOSのバージョンが古い場合にアプリに不具合が生じて

電源が落ちることもあります。

 

1度のバージョンアップで100件以上の不具合が修正されていると言われています。

膨大なプログラムで構成されている不具合をすべて修正するのは不可能に近く、

特定のアプリに影響を与えてしまう可能性もゼロではありません。

 

他のアプリでも落ちてしまう場合は、

iPhone本体に問題が発生している可能性も有ります。

トラブルに見舞われた際には、

他のアプリでも同様の症状が発生するか確かめてみましょう。

 

1-4 高温・低温状態での使用

iPhoneはパソコンやゲーム機と同様に精密機器の為、

極端な高温や低温には勿論弱いので注意が必要です。

Appleの公式サイトでiPhoneの最適な温度環境は16度~22度推奨とされています。

 

長時間の連続使用や高温な場所に放置して発熱した場合は、

本体の故障を防ぐために電源が落ちる仕組みになっています。

一方で標高が高い山などで低温になりすぎた場合は、

内蔵バッテリーの特性で電圧が低くなり電源が落ちてしまうことがあります。

 

1-5 非公式の改造による不具合

Apple社非公式のアプリは、

iPhoneに脱獄と呼ばれる細工を施すことで使用可能になります。

脱獄はiOS自体をApple社の許可なく改変する行為で、

iPhone本来の使用用途から逸脱します。

 

脱獄はメリットはApple Storeでリリースされていないアプリを使用できる点です。

一方でデメリットとして

万が一不具合が発生してもApple社のサポートを受けられないことが挙げられます。

 

またApple社の公式アプリは独自の審査を通過している為

セキュリティ面でも安心です。

Apple社の非公式アプリの場合、審査すら受けていない状態なので、

インストールすることでコンピュータウイルスに感染する可能性が高くなります。

 

1-6 iPhoneがウイルスに感染

近年、インターネット環境が急速に普及し、

iPhone 1台あればいつでもどこでもネットワークにアクセスできます。

それにより生活が便利になる一方で、

コンピュータウイルスの感染には注意が必要です。

 

iPhoneの電源が落ちた場合、

本体がコンピュータウイルスに感染している可能性があり、

その感染経路は閲覧したWEBサイトやメールなど…多岐にわたります。

 

メールの場合、送信者を実在する企業やサービス名で送信し、

添付ファイル自体にコンピュータウイルスが仕込まれているケースも多いです。

また最近では、自由に利用できる公衆Wi-Fiが数多く設置されていますが、

その通信によってコンピュータウイルスに感染するリスクもあるのです。

 

1-7 メモリ不足

iPhoneのメモリ容量には上限があり、モデルによって様々です。

例を挙げるならiPhone13シリーズのメモリ容量は4~6GB。

 

メモリ容量はRAM容量とも呼ばれており、

iPhoneの動作情報を一時的に記憶する場所です。

iPhone本体に蓄積されたデータやファイルが容量を圧迫した場合、

メモリ不足に陥って突然電源が落ちることがあります。

 

メモリ容量は数値が大きいほどCPUの処理性能が高い、

というのが一般的ですがハイスペックモデルでも上限はあります。

iPhoneの使用時に通常よりも動作が重く感じた場合は、

メモリ不足になりかけているサインである可能性が高いです。

 

1-8 本体の故障

内蔵バッテリーの劣化やアップデートしたiOSなどに不具合がないにもかかわらず

突然電源が落ちる場合はiPhone本体の故障が疑われます。

本体故障が原因で電源が落ちる原因は、主に二つ。

・初期不良

・水没

新品のiPhoneはごく稀に製造段階で不具合が発生しているケースがあります。

購入して間もないのに頻繁に電源が落ちる場合は、初期不良を疑いましょう。

購入から1年以内であれば保証期間の対象なので

新しい本体と交換してもらうことが出来ます。

 

またiPhone7以降は一定の耐水性能を搭載しているモデルが殆どです。

しかし耐水性能は完全防水性能ではありません。

なので、たとえ耐水性能を搭載しているモデルでも

水没によって本体故障のリスクがあると覚えておきましょう。

 

 

2.8つの解消法

ここではiPhoneの電源が突然落ちる原因の解消方法を解説します。

すぐに実行可能な解消法もありますので覚えておくと便利です。

 

2-1 強制再起動

iPhone使用中に突然電源が落ちた際、

原因が不明な場合はまず強制再起動をしてみましょう。

強制再起動はハードウェアリセットとも呼ばれており、

起動中のアプリやプログラムなどの終了プロセスを踏まずに

電源を強制的に落とすことが出来ます。

強制再起動の手順はモデルごとに異なります。

 

【FaceID搭載モデル】

iPhoneX・iPhoneXS・iPhoneXR・iPhone11・iPhone12・iPhone13

①本体左側面の音量+ボタンを押して素早く離す

②音量-ボタンを押して素早く離す

③本体右側面の電源ボタンを長押しする

④画面にAppleのロゴマークが表示されたら電源ボタンを離す

 

【iPhone8・iPhoneSE(第二世代)】

①本体左側面の音量+ボタンを押して素早く離す

②音量-ボタンを押して素早く離す

③本体右側面の電源ボタンを長押しする

④画面にAppleのロゴマークが表示されたら電源ボタンを離す

 

【iPhone7】

①本体左側面の音量-ボタンと右側面の電源ボタンを同時に長押しする

②画面にAppleのロゴマークが表示されたら同時に離す

 

【iPhone6・iPhoneSE(第一世代)】

①本体右側面の電源ボタンと全面下部のホームボタンを同時に長押しする

②画面にAppleのロゴマークが表示されたら同時に離す

 

強制再起動を行った場合、保存されているデータは消える可能性があります。

行う際はデータの保存を行ってからするようにしましょう。

 

2-2 最新iOSへアップデート

インストールしているアプリの不具合が原因で落ちる場合、

iOSを最新にアップデートすることでトラブル解消できることがあります。

アップデートを行う際には正常に完了させるために

予めWi-Fiに接続して取り掛かるようにしましょう。

 

①『設定』を開く

②一覧から『一般』をタップ

③『ソフトウェア・アップデート』をタップ

④『今すぐインストール』or『ダウンロードとインストール』いずれかをタップ

⑤利用条件を読んで『同意する』をタップ

⑥アップデート開始

⑦再起動

⑧パスコードを要求される場合は入力

⑨「iPhoneはiOS●●にアップデートされました」のメッセージ表示。

⑩最新バージョンにアップデートされていることを確認。

※設定で自動アップデートをONにしておくと、

 iOSの最新バージョンがリリースされる度に自動的にアップデートが行われるようになります。

 

2-3 バッテリーのリフレッシュ

内蔵バッテリーの劣化が原因で電源が落ちる場合、

バッテリーリフレッシュという方法を試すことでトラブルが解消される

可能性があります。

ただし、バッテリーリフレッシュでバッテリー自体の劣化を改善することはできない

ので注意しましょう。

 

【バッテリーリフレッシュ】

誤表示した電池残量を正常な状態に戻す作業。

①電池残量が0%になるまで使い切る

②自動的に電源が落ちる

③3時間以上放置

④充電器に接続してフル充電開始

⑤バッテリーリフレッシュ完了

自動的に電源落ちた後、

3時間以上放置する目的は内蔵バッテリーを完全に放電させることです。

バッテリーリフレッシュを行ってもトラブルが解消されない場合は

バッテリー交換も検討しましょう。

 

2-4 使用環境の改善

電源が突然落ちるトラブルは、

普段の使用環境を見直すことで解消されることがあります。

例えば、直射日光の当たる場所真夏で高温になった車内にiPhoneを放置しないなど。

 

iPhoneが発熱した場合、

冷蔵庫に入れて冷やすことは絶対にやらないようにしましょう。

何故ならiPhoneは温度変化に弱いため、

低温すぎる環境下でも不具合を起こしやすいのです。

また高温のiPhoneを急激に冷ますことで

iPhone内部に結露が起きる可能性があります。

その結果、内部が水没状態になってしまうこともあるのです。

 

充電しながらのiPhone使用も内蔵バッテリーに負荷がかかりやすいため

控えるようにしましょう。

 

2-5 使っていないアプリの削除

メモリ不足が原因で電源が落ちたと疑われる場合、

不要なアプリを削除することでトラブルが解消されることがあります。

保存されたデータやファイルを減らすことでメモリ容量に余裕を持たせられるのです。

 

また、マルチタスクはメモリ容量に負荷をかけやすいため、

バックグラウンドで起動中のアプリが複数ある場合は使用方法を見直しましょう。

使用後のアプリはその都度終了させる習慣をつけるとメモリ負荷軽減につながります。

 

2-6 ウイルス対策ソフトをインストール

コンピュータウイルスに感染すると、突然電源が落ちるだけでなく

第三者による盗み見や個人情報漏洩などの危険性が高まります。

ネットワークにアクセスするツールを使用している以上は、

コンピュータウイルスに感染させないための対策が必要です。

iPhoneにもウイルス対策ソフトをインストールしておくとセキュリティ面が向上し、

コンピュータウイルスによるネット脅威から守ることが可能です。

 

2-7 初期化

様々な方法を試しても電源が落ちるトラブルが解消されない場合、

iPhoneの初期化を行うのも一つの手段です。

初期化とは、iPhoneを工場出荷状態に戻す作業のことを指し、

行うとデータが完全に消えてしまうため、予めバックアップを作成しておきましょう。

 

【初期化】

①iPhoneの『設定』をタップ

②『一般』をタップ

③一覧から『リセット』をタップ

④『すべてのコンテンツと設定を消去』をタップ

⑤パスコードを要求される場合は入力

⑥『iPhoneを消去』をタップ

⑦確認画面で『iPhoneを消去』をタップ

⑧画面に「こんにちは」と表示

⑨初期化完了

 

2-8 修理依頼

初期化をしても電源が落ちる症状の改善が見られない場合は、

内蔵バッテリーに寿命が来ている可能性があるので修理を依頼しましょう。

内蔵バッテリーの交換はAppleStoreや各キャリアでも受け付けています。

 

その他に町の修理店に持ち込んでも内蔵バッテリーの交換は可能です。

ただし、Apple社の正規サービスプロバイダではない修理店で修理する場合、

公式のサポートが受けられなくなるので注意しましょう。

 

 

3.電源が突然落ちても困らない使い方

もしiPhoneの電源が突然落ちてしまっても

普段の使い方を工夫するだけで困ることは少なくなります。

万が一に備えてやっておくべきことを2つご紹介します。

 

3-1 データはiCloudに

iCloudのバックアップ機能をあらかじめ自動に設定しておくことで

iPhoneの電源が突然落ちてしまっても安心です。

①『設定』を開く

②『ユーザー名』をタップ

③『iCloud』をタップ

④『iCloudバックアップ』をONに切り替える

 

なお、iCloudが無料で利用できるストレージ容量は5GBまでです。

それ以降はストレージ容量に応じた月額料金が発生します。

 

3-2 モバイルバッテリーを常備

あくまでも目安ですが、iPhoneの内蔵バッテリーの寿命は2~3年程度。

充電回数は500回程度と言われています。

外出先で電池の残量が急速に減ってしまう可能性があるため、

モバイルバッテリーを常備しておくと安心です。

 

 

4.電源が落ちて復旧しないiPhoneに関するQ&A

4-1 バッテリーは自力で交換可能?

内蔵バッテリーの交換は自力でも不可能ではありません。

しかし「別部品を破損」させてしまったり「AppleCare+の対象外になる」など、

様々なリスクがあるため自身で交換を行う際は十分に注意しましょう。

 

また、内蔵バッテリーを交換するためには専用の工具も必要になります。

リスクを考慮してもAppleStoreや正規サービスプロバイダ、

町の修理店に依頼した方がいいでしょう。

 

4-2 電源が入らなくてもデータは取り出せる?

電源が突然落ちた際、様々な方法を試しても電源が入らないことがあります。

このような場合、バックアップを作成していればiTunesを使用して

自力でデータを取り出すことは可能です。

 

一方でバックアップを作成していない場合、

電源の入らないiPhoneではバックアップの作成が出来ないため

自力でデータを取り出すことは難しいです。

このような場合は町の修理業者に依頼して対処してもらいましょう。

 

 

5.突然電源が落ちても慌てず対処

iPhoneを使用中に突然電源は落ちた場合、

内蔵バッテリーの劣化やアップデートしたiOSの不具合など様々な原因が考えられます。

トラブル解消が期待できることもいくつかあるので

まずは自分で出来ることを試してみるのも手段の一つでしょう。

 

iPhoneの初期化を試す場合は、

工場出荷状態に戻るのでバックアップの作成を忘れないようにしましょう。

それ絵でもトラブルが解消されない場合は、

AppleStoreや町の修理店に依頼した方が良いケースもあります。

 

iPhoneの電源が突然落ちても一時的な不具合である可能性も考えられます。

万が一トラブルが発生しても慌てずに対処しましょう。

 

もしiPhoneの修理をお考えであればぜひ当店スマートクールにご相談くださいませ!

皆様のご相談を心よりお待ちしております。

 

 

 

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